2018年度収支決算が第172回組合会(6月27日開催)で承認されましたのでお知らせします。
2018年度の当健保険組合の決算は、一般勘定では収入38億4,670万1千円に対し、支出36億7,240万8千円で、収支差引額は1億7,429万3千円の収入超過、経常収支差引額では3,040万2千円の黒字決算となりました。
経常収入は、被保険者数と一般保険料率、平均標準報酬月額が共に増加したため、増加しました。別途積立金からの取り崩しで不足分を補いましたが、昨年より1億円少ない1億円となりました。そのため収入額は昨年より少なくなっています。また、支出は、保険給付費(医療費)17億5,118万7千円(前年度比2,872万6千円増)となりましたが、納付金15億9,261万5千円。(前年度比3,078万2千円減)に減額し、さらに保健事業費も1億9,757万5千円(前年度比631万円減)と昨年とほぼ同じくらいの額になりました。
決算時の当健保被保険者1人当たりの医療費負担額は24万515円で、昨年は減少しましたが、今年は、また増加となりました。外来診療件数は、被保険者は増加していますが、被扶養者では減少し、ほぼ昨年と同程度となりました。薬剤については、被保険者、被扶養者共に件数が増えました。当年度の薬価は下がりましたが、薬剤支給、家族薬剤支給共に増えています。
収 入 |
科目 | 決算額 |
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保険料 国庫負担金 調整保険料 * 別途積立金繰入 * 財政調整事業交付金 * 国庫補助金 (特定健診・保険指導等) 利子収入・雑収入等 * |
3,591,381 972 79,662 100,000 38,706 4,585 31,395 |
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合計 | 3,846,701 | |
経常収入合計 | 3,625,177 |
支 出 |
科目 | 決算額 |
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事務費 保険給付費
財政調整事業拠出金 * 還付金 * 営繕費 * 連合会費・その他 * |
51,719 1,751,187 1,685,963 65,224 1,592,615 475,419 1,106,461 10,735 197,575 77,028 421 596 1,267 |
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合計 | 3,672,408 | |
経常支出合計 | 3,594,775 |
決算残金 | 174,293千円 |
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経常収支差引額 | 30,402千円 |
※経常収支額は*を除く(還付金・その他は一部のみ)
※年間平均被保険者数(7,281人)で算出
収 入 |
科目 | 決算額 |
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保険料 繰入金 利子収入 |
368,542 0 0 |
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合計 | 368,542 |
支 出 |
科目 | 決算額 |
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介護納付金 還付金 |
354,631 15 |
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合計 | 354,646 |
決算残金 | 13,896千円 |
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医療費は、時間内と時間外(医療費850円増)でも異なります。休日(2500円増)、深夜(4800円増)時間帯ではさらに加算されます。同じ病気で、次々と医療機関を替える、いわゆる「はしご受診」は、医療費が嵩むばかりかその度に検査や問診を実施し時間がかかり治療が遅れる恐れがあります。また、同一薬剤を多量摂取することもあり、身体への負担が懸念されます。万が一別の医療機関を受診されるときは、セカンドオピニオンであることを伝えて、現在の医療機関の結果等を持参して受診することもご検討ください。また、「子供の医療費は無料」と勘違いされがちですが、地方自治体の助成があり、自己負担が軽減されているため、無料や少額での受診が可能になっています。
今一度、医療機関、柔整、あはき等へのかかり方をご確認いただき、適切な受診方法にご協力をお願いいたします。各種予防接種の受診は、少なくとも2年に1度は受診ください。早期発見早期治療により、生活スタイルの変更を変えなくても済む可能性が拡がります。また、後発医薬品への切り替えもご検討ください。
適切な医療費の使用のために、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
質問(問診) | |
計測 | 身長・体重・腹囲・BMI |
血圧 | 収縮期血圧・拡張期血圧 |
脂質 | 中性脂肪・HDL-コレステロール・LDLコレステロール(Non-HDLコレステロール) |
肝機能 | AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GT(γ-GTP) |
血糖検査 | 空腹時血糖、HbA1Cもしくは随時血糖 |
尿検査 | 糖・蛋白 |
貧血検査* | 赤血球数・血色素量・ヘマトクリット値 |
血清クレアチニン検査* | |
心電図検査* | |
眼底検査* | |
メタボリック判定 | 基準該当/予備軍該当/非該当 |
医師の判断及び医師の氏名(健診結果を踏まえた医師の所見) |
*:医師の判断に基づき実施する項目
特に、尿検査は事情により事後提出とされた方の未提出が多くおられます。提出にご協力ください。
また、特定保健指導は、対象者のみが受診できる唯一の機会です。健診数値がさらに悪化しますと、定期的に治療服薬・食事制限をしなければならなくなります。生活習慣・食習慣を見直すチャンスを是非ご活用ください。
※健康保険組合は、高齢者医療を支える前期高齢者納付金、後期高齢者支援金と退職者医療制度の財源として多額の納付金を支払っています。
2015年から納付金額の算定方法が変更になり、年々拠出する納付金が急増しています。